【解説】国分太一さんなぜ会見?「まずは日テレと協議したい」意図か 人権救済申し立て…手続きに数年かかる場合も
【動画の長さ : 04:43】
youtubeiconauthorpublishdateplaycountsfavoriteslikes
YouTube
Links
FNNプライムオンライン2025-11-26 18:10:3218473050

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

解散した「TOKIO」のメンバーだった国分太一さん(51)が、活動休止後、初めてとなる会見を開きました。

平松秀敏解説副委員長と見ていきます。

国分さんのは、26日午後2時から始まりました。

国分さんは冒頭、「まず最初に、自ら取った行動により傷つけてしまった当事者の方に、遅くなりましたが、心からの気持ちをお伝えさせてください。本当に申し訳ございませんでした」と述べました。

さらに日弁連に人権救済を申し立てた経緯については、「どの行動がコンプライアンス違反とされたのか答え合わせもできないままに、自分自身に取り巻く環境変化の速さに心がついていかず、自らをコントロールすることが難しくなりました」と話しました。

そして「身動きができず、世の中から取り残されてしまいました。こうした事態を少しでも前に進めようと人権救済申し立てという手段を選びました」と述べました。

青井実キャスター:
平松さんは国分さんの会見のどんな点に注目しますか?

平松秀敏解説副委員長:
会見の趣旨がとてもシンプルでしたよね。コンプライアンス違反については思い当たる節はある、どれがコンプライアンス違反なのか日テレさん教えてほしいと。その上で関係者に謝罪をしたいんだと。ただどこまで謝罪したらいいか、それは線引きをしたいので、日テレさん話し合いをしてほしいというこの2つの趣旨でしたね。

改めて、経緯を見ていきます。

事の始まりが、6月20日。
日テレの福田社長の会見がありました。
ここで、国分さんに対して「複数のコンプライアンス違反を確認した」ということと「番組降板を決定した」という発表がありました。

そこから10月23日。
ここで初めて国分さん側が、弁護士会見に臨みました。
その会見の中で、日テレ側から具体的な降板の説明がなく、対外的な説明もできずに重大な影響を受けましたという話があり、「日弁連に人権救済を申し立てた」ということを明かしました。

そしてその4日後、10月27日。
これに対応するように、日テレの福田社長が会見を行いました。
この人権救済に対して「大変戸惑っている」「この一連の日テレ側の対応は適正と考える」と話していました。

そして11月26日、国分さんが記者会見に至っているということです。

宮司愛海キャスター:
一連の対応を巡って、国分さん側は日テレと対立する意思はないと話していましたけれども、内々にやり取りをすることもできたと思いますが、なぜ会見を選んだと思いますか?

平松秀敏解説副委員長:
一番は関係者の人に謝罪の言葉を述べたかったというのがあるんでしょうけど、やはりまずは日テレと話し合いたい、協議したい、それを記者会見を開いて国分さんが出てくると。それは全メディアが注目しますから、国分さんの口から日テレに対してメッセージを発したという意図があったんだと思いますね。

青井実キャスター:
パックンはこの会見をどう見ましたか?

SPキャスター パトリック・ハーラン氏(パックン):
おっしゃるとおり、そういうメッセージであって、恐らく届いて協議になるかもしれないけれども、協議したところで解決するかはまだ疑問ですね。国分さんのお気持ち分からなくはないです。コンプライアンス違反に当たる具体的な行為を知りたい。ただ日テレ側はその行為をお伝えしますと、行為が特定できたらいわゆる当事者が特定されて、それが何らかの2次被害にもつながってしまう懸念もあるでしょう。ここまでは裁判と違うんですよ。原告側が別に出てこなくていい。社内のやり取りなのでまだ探り探りで、今はルールができていないからお互いにストレスがたまっていると思います。

青井実キャスター:
6月に番組降板が決定したという日本テレビの福田社長の会見がありましたが、5カ月たつわけですけども、日弁連に求めている人権救済の申し立ては今後、どういった流れになっていくでしょうか?

平松秀敏解説副委員長:
仮に人権侵害が疑われる事案であれば、本調査ってあるんですけど日弁連が本調査に入って、もしも人権侵害が認定されれば、警告なり勧告なりという措置が出るんですが、この人権救済の手続きというのは本当に時間がかかる。弁護士さんも数年かかると言っていたので、随分先になると思います、結果が出るのは。

青井実キャスター:
法的な拘束力はあるんでしょうか?

平松秀敏解説副委員長:
法的な拘束力は、警察や検察と違うのでないんですが、やはり日弁連は法曹3社の一角を担っていますから、その影響力というのは大きいと思います。

FNNプライムオンライン
https://www.fnn.jp/


【転載元】【解説】国分太一さんなぜ会見?「まずは日テレと協議したい」意図か 人権救済申し立て…手続きに数年かかる場合も


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

17 − 11 =