【10月は空き巣が増える?】「マンションだから大丈夫」油断はNG 台風でも注意 侵入に時間をかけさせるには【なるほどッ!】
【動画の長さ : 10:26】
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日テレNEWS2025-10-07 11:27:35288011

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涼しくなり、行楽シーズンにもなる秋は、空き巣などの侵入窃盗が多くなります。台風の時は、家の中にいても忍び込みをされる可能性が高く、注意が必要です。「マンションだから大丈夫」という油断も禁物。侵入に時間をかけさせるのが対策のポイントです。

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https://news.ntv.co.jp/category/society/d2c509fd09b54f1fb347a92a3b6d098f

■侵入窃盗が多いのは10月と11月

森圭介アナウンサー
「法務省の犯罪白書(令和4年版)による、住宅を対象とした4年前の空き巣などの侵入窃盗の月ごとの認知件数のグラフがあります。一番多い月は10月で1720件、2番目が11月で1621件です。秋に増えることが分かります」

■10月に侵入窃盗が増えるワケ

森アナウンサー
「なぜ10月が多いのか。防犯アドバイザーの京師美佳さんに聞きました。まず1つ目は、秋の無施錠です」

斎藤佑樹キャスター
「窓を開けて気持ちいいなと思って、そのまま家を出てしまうこともありそうですね」

森アナウンサー
「私もそうです。夏場はずっとエアコンをかけていたので、涼しい室内で閉め切っていることが多かったです。最近は涼しくなってきたので、ちょっと風を入れようかなと開けている方もいるかもしれません」

「警察庁のホームページによると、去年の侵入窃盗の手口(一戸建て住宅)では、鍵がかかっていない、いわゆる無締まりによる侵入が多くなっています。涼しくなり、窓を開けて網戸で過ごす人も増えている今、注意が必要だということですね」

「2位のガラス破りや3位のドア錠破りよりも無締まりが多くなっています」

「空き巣などの侵入窃盗の被害(一戸建て住宅)では、一番多いのは窓から侵入するという手口です(2位は表出入口、3位はその他の出入口)。窓にはきちっと鍵をかけてください」

「10月に侵入窃盗が多い理由の2つ目は行楽シーズンです。出かける機会が増え、留守が増えるので注意が必要です。10月と11月に被害が多いですが、他には3月と8月が多くなっています。やっぱりお休みです。家を空ける機会が多くなると狙われやすくなります」

■台風時に注意…在宅中の侵入は約3割

森アナウンサー
「無施錠と行楽シーズン以外にも、台風でも注意が必要です。8~9日にかけて台風22号が本州に近づきますが、警察庁によると、去年の住宅における侵入窃盗のうち、在宅中に侵入された、つまり家に人がいるのに侵入された認知件数が約3割を占めています」

「注意が必要なのは、留守にしている時だけじゃないということですね。なぜ台風に注意が必要なのか。京師さんによると、雨戸を閉めると周りの家の状況が分かりにくくなり、犯行の状況が目撃されづらくなります」

「さらに、台風の時は暴風雨だとガラスの割れる音は聞こえにくいですよね。さらに足跡も雨風で分かりづらくなります。地面に残った足跡も消えてしまい、台風が近づいてくると、侵入されやすい条件が揃ってしまうということです」

鈴江奈々アナウンサー
「台風の暴風雨によって窓ガラスが割れてしまったのか、人が侵入してきて割られたのかも分かりづらいですし、要警戒ですね」

森アナウンサー
「秋の無施錠、行楽シーズン、台風にはご注意いただきたいと思います」

■油断大敵…マンションにも侵入

森アナウンサー
「ここまで一軒家が中心の話でしたが『マンションだから大丈夫』と思っている方がいるかもしれません。パナソニックの調査によると、マンションは一軒家に比べてセキュリティーが高いため安全だと答えた人は『とても思う』『やや思う』を合わせて87.1%でした」

「調査対象は、オートロック機能が備わったマンション等の集合住宅に現在居住している20歳~69歳の男女計800人です」

「ゴミ出しや郵便ポストの確認といった短時間の外出の際に鍵をかけずに外出しますか?という質問に対して、『よくある』『たまにある』は4割近い38.4%に上っています」

「京師さんによると、マンションにはオートロックや防犯カメラがあるところがあります。安心しすぎて、鍵をかけていない人が多いということです。さらに、住人以外の人も入ってきます。オートロックで後ろからついてくる手口も聞いたことがあります」

「いろんな人が同じ建物の中に入ってくるので、マンションは安心だと思わず、戸締まりはしっかりすることが大事だということです」

「どうしてもオートロックだと安心してしまうという方もいるかもしれませんが、マンションもしっかり気をつけなくてはいけません」

■対策は「侵入に時間をかけさせる」

森アナウンサー
「都市防犯研究センターJUSRIリポートによると、侵入犯が窓を開けようとしてなかなか開けられないなど、侵入に5分かかると、約7割が諦めるそうです。逆に言うと、侵入にいかに時間をかけさせるのかが、対策の大きなポイントになります」

「CPマークというものがあります。警察庁・国土交通省・経済産業省が建物の民間団体とともに、一定の防犯性能があると評価した建物部品についているものです。玄関や窓など、侵入に対して5分間防御できるかという試験にクリアした商品にマークが付けられます」

「窓ガラスなどで端っこに付いているものがあるかもしれません。『防犯フィルム施工済』などと書いてあります。CPは、防犯を意味する英語の頭文字です。玄関のドアや窓ガラスなどと、9月19日現在で3522品目が登録されています」

■葛飾区、港区…防犯対策で補助金も

森アナウンサー
「防犯グッズは手軽に買えて、すぐに使えるものがありますが、ドアとか窓となると、なかなか簡単に替えるわけにはいきませんよね。お金がかかるものもたくさんあります。今、自治体で補助金が申請できるものがあります」

「例えば東京・葛飾区では、『住まいの防犯対策助成金』として、今年の4月から来年の3月31日まで申請を受け付けています。対象の経費の2分の1を助成してくれます。上限が6万円ということで、かなり大きいですよね」

「1住宅につき1回の申請が可能で、防犯カメラ・補助錠・センサーライトなど10品目が対象で、複数品目の申請ができるということです。同じく東京の港区でも『防犯対策助成事業』を行っていて、今年度から最大の助成金額を1万円から4万円に拡充しました」

「こういう情報は、待っていても自分のところに届かないことが結構ありますよね。回覧板などで書いてあるのは結構ありますが、受け付けを終了している自治体もあります。自分の住んでいる地域がどんな申請の対象になるのか、ぜひ確認してもらいたいですよね」

鈴江アナウンサー
「こういう情報をうまく活用して防犯対策を強化していくことは必要ですね」
(2025年10月6日『news every.』より)

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