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約1年前、パワハラ疑惑などを内部告発された兵庫県の斎藤知事。
5日、大きな節目を迎えました。

告発された斎藤知事の7つの疑惑を調査してきた百条委員会の報告書が5日、正式に議会で了承されたのです。

疑惑について、斎藤知事は2024年3月当初、「嘘八百含めて、文書を作って流す行為は公務員失格です」と話していました。

告発は嘘八百だったのか、それとも…。

5日午前に開かれた兵庫県議会の本会議。
「頑張ってください。ずっと応援しています」と、渦中の斎藤知事にエールを送る傍聴者の姿もありました。

10人以上が握手を求めて列を作り、斎藤知事はサインにも応じていました。

2024年3月、兵庫県の元県民局長が告発した斎藤知事に関するパワハラなどの疑惑。
5日の本会議で突き付けられたのは、疑惑の調査を続けてきた百条委員会が作成した報告書です。

百条委員会・奥谷委員長：
パワハラ行為と言っても過言ではない言動があったと認められます。

斎藤知事が「嘘八百」と話してきた告発文書について、「一定の事実が含まれていた」と結論付けたのです。

百条委員会・奥谷委員長：
斎藤知事におかれては、兵庫県のリーダーとして厳正に身を処していかれることを期待します。

報告書では、公用車を降りた斎藤知事が職員に叱責したことなどのパワハラ疑惑について「おおむね事実」と認定。

また、告発者探しや元県民局長を懲戒処分した県の対応について、「公益通報者保護法に違反している可能性が高い」と指摘しました。

百条委員会・奥谷委員長：
公益通報者保護法に対する関わり方についても、問題なしとは言えない。

FNNプライムオンライン
https://www.fnn.jp/

【転載元】斎藤元彦知事の百条委員会報告書を議会で了承…パワハラ疑惑「おおむね事実」　傍聴者からは知事に握手の列…サインに応じる姿も

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