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韓国の捜査当局は15日午前、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領を内乱の疑いで拘束しました。
現職大統領の身柄拘束は史上初めてです。
ソウルの公邸前から、FNNソウル支局・柳谷圭亮記者が中継でお伝えします。
午前10時半過ぎ、尹大統領を乗せたとみられる車列は公邸とつながる出入り口から出てきました。
一方、公邸周辺では大統領が去った今もなお、支持者による抗議の声が響いています。
尹大統領に対し、内乱の疑いで拘束令状を取った警察や高官犯罪捜査庁などの合同捜査本部は15日朝、令状執行のため公邸敷地内に入りました。
1月3日には大統領警護庁による抵抗で拘束が失敗に終わりましたが、15日は懸念されていた警護隊との大きな衝突もなく、午前8時半ごろに捜査員が公邸付近までたどり着きました。
そして、合同捜査本部は尹大統領の身柄を午前10時半過ぎに拘束したと発表しました。
現職大統領の身柄が拘束されるのは史上初めてです。
このあと取り調べが行われ、合同捜査本部が48時間以内に逮捕状を請求することになります。
こうした中、尹大統領は先ほど動画メッセージを公開しました。
尹大統領:
この国の法が全て崩れた。
さらに「無効な令状によって手続きを強圧的に進める様子を見て、本当に嘆かわしくならざるを得ない。高官犯罪捜査庁の捜査は認めない」と争う姿勢を崩していません。
FNNプライムオンライン
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