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静かな川のほとりでバーベキューをする外国人グループ。
しかしここはバーベキュー禁止の場所。
何やら大きな音も聞こえてきた。
男性は、大音量で流れる音楽に合わせダンスに熱中していた。
さらに、周辺で目にしたのは散乱するごみだった。
取材班が3日、向かったのは栃木・鹿沼市の大芦川。
エメラルドグリーンの美しい水の流れは、“関東一の清流”といわれている。
そうしたのどかなムードの中で、ピンクのシャツを着た市の職員たちが目を光らせていた。
パトロールの目的は、禁止された河原でのバーベキューを一掃すること。
市はこの春、周辺住民の生活と自然を守るため、大芦川流域約30kmの範囲でバーベキューや花火、騒音を出す迷惑行為を禁止する条例を施行した。
そして3日から4日間は、違反者には1人5万円以下の過料、いわゆる制裁金が科されることになった。
「イット!」は2年前、バーベキュー場と化した河原での迷惑行為を取材。
カメラが捉えたのは、酔っぱらった人物の危険な火遊びだった。
さらに高さ5メートルほどの橋桁(はしげた)からジャンプする、命がけの“迷惑ダイブ”も繰り返され、地元住民からは憤りの声が上がっていた。
地元住民「バーベキューやって食べたそのまま。いくら注意してもダメだった。ここのマナーとルールがある。それを守ってくださいと…」
その現場では、罰則強化後の3日も迷惑バーベキューが続いていた。
「イット!」が迷惑行為を繰り返していた外国人グループに直撃すると…。
だいぶ酒に酔っているのか、1人の男性は踊りをやめようとしない。
周囲には、ビールの空き箱などのごみが散乱し、まさしく“やりたい放題”。
バーベキューをした外国人「ちょっとだけで…申し訳ございません。(いまは昼過ぎだが)午後5時か6時ぐらいまでやりたい。そこまでだめですか?」
このグループは、注意したあとも河原でのバーベキューをやめなかった。
鹿沼市は、残りのゴールデンウィーク期間中、毎日パトロールを行う構え。
FNNプライムオンライン
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