【皇室日記】“日本酒で乾杯” 両陛下発案のおもてなし
【動画の長さ : 02:41】
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日テレNEWS2023-12-16 12:28:466006

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11月28日、ベトナムのトゥオン国家主席夫妻が皇居を訪れ、天皇皇后両陛下との懇談、昼食会が行われました。このニュースについて、日本テレビ客員解説員の井上茂男さんに聞きました。

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■押し寿司、日本酒――日本スタイルの昼食会

天皇皇后両陛下は、トゥオン国家主席夫妻を車寄せに出迎え、握手を交わされました。およそ25分の懇談のあと、昼食会が行われ、コロナ禍以降では初めて、宮殿でアルコールが提供されました。両陛下の発案により前菜は日本食となり、「押し寿司」が出され、これも両陛下の発案で初めて日本酒で乾杯が行われました。

――井上さん、日本酒で乾杯は初めてのことだったんですか?

そのようです。コロナが明け、お酒が戻った最初の昼食会で、日本食の前菜に、日本酒の乾杯という”おもてなし”に感じ入りました。両陛下も日本食や日本酒のPRに一役買われた、ということだと思います。

と言いますのも、国賓などの賓客を迎えた時の、宮中の料理はフランス料理が明治以来の伝統で、基本的に乾杯はシャンパンで行われてきました。それが今回の昼食会では、初めて日本酒で乾杯が行われ、その乾杯も食事の最後から冒頭に変わりました。

前菜が「押し寿司」という日本食でしたので、日本酒で乾杯して食事へという流れの方がスムースだと、冒頭の乾杯になったそうです。そして、その乾杯のために用意されたのが伝統工芸品の「江戸切子」の冷酒杯でした。

日本食も、日本酒も、冒頭の乾杯も、切子の杯も、みな両陛下のお考えで、「切子」の器は日本の伝統工芸を紹介したいというお気持ちがありました。押し寿司はカラフルでバラエティーに富んでいたといいますから、国家主席も日本のテイストを楽しまれたことと思います。思わずうなるニュースでした。

――外国との往来も本格化してきた中で、両陛下らしいもてなしのスタイルというのをこれから見られる機会も増えていきそうですね。

そうですね、楽しみですね。

【井上茂男(いのうえ・しげお)】
日本テレビ客員解説員。皇室ジャーナリスト。元読売新聞編集委員。1957年生まれ。読売新聞社で宮内庁担当として天皇皇后両陛下のご結婚を取材。警視庁キャップ、社会部デスクなどを経て、編集委員として雅子さまの病気や愛子さまの成長を取材した。著書に『皇室ダイアリー』(中央公論新社)、『番記者が見た新天皇の素顔』(中公新書ラクレ)
(2023年12月16日放送)

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