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忙しい現代人に、生き方を見つめ直すきっかけにしてほしいと開かれた大会。その名も「ぼーっとする大会」。9年前に第一回が韓国で開かれ、これまで6つの国と地域で、のべ2千人参加したという大会が日本で初めて開催されました。そんな、ちょっと変わった大会に林田美学アナウンサーが参加して、驚きの結果を残しました。
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https://news.ntv.co.jp/category/life/62541437c1904d2dba2dd0fa5024f318
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林田美学アナウンサー
「虎ノ門ヒルズにやってきました。大勢の方が集まっていますよ」
誰が一番ぼーっとできるのかを、競いあう“TOKYOぼーっとする大会2023”。日本では初となる、この大会に約百人が参加しました。参加者は、自分の職業を表す服装でなくてはなりません。その理由は、忙しい毎日を見つめ直すきっかけになればという、願いからです。参加する人たちに話を聞いてみると…。
都内で働く美容師(30代)
「最近働きすぎていて疲れてしまったので、これを機会に切り替えていこうかなと」
奈良から参加・公務員だった男性(50代)
「解放された、ぼーっとする時間を過ごしてみようと。もしかしたら新しい世界が見えるかも」
大会の参加費は無料!林田アナも挑戦しました。準備体操で体をほぐすとスタート。制限時間は90分間、ひたすらぼーっとします。競技中は、スマホの操作、雑談、居眠りをしたら即退場です。採点方法は、動きを止め、静かにぼーっとする、その美しさをみる芸術点と競技中の脈拍が安定しているかどうかの技術点です。
ただただ無心に、ぼーっとする。一点を見つめ、心を落ち着かせる作戦だった林田アナ。しかし、20分経過したころにまさかの事態が発生しました!なんと林田アナの顔に虫が!声を出すのはNG。思わず悲鳴が出そうになるものの必死にこらえました。大会が行われたこの日は快晴。ポカポカ陽気とあって、時間がたつにつれ、参加者たちに”睡魔”が襲います。すると…。
司会
「ついにレッドカードが出ました!」
ついつい、寝てしまった参加者が、退場処分になってしまいました。林田アナも、終了5分前にピンチ。この日は他の仕事もあり準備のため、午前2時起き!さすがに眠気も限界の様子で、うつろなまなざしに。
そして…90分間が終了。なんとか寝なかった林田アナ。いよいよ結果発表となります。まず第3位は、フリーペーパーの編集の方が受賞しました。続いて2位の発表です。
司会
「第2位は!ゼッケンNo.8、林田美学選手!」
林田美学アナウンサー
「えーっ!」
なんと準優勝という結果に!実は、林田アナ、ぼーっとしていた90分間、脈拍数がほぼ変わらず、とても安定していたところを、評価されたのです。
そして今回優勝したのは、チームで参加したダンサーの3人組。ダンサーとして、オリジナリティあふれるぼーっとしたところが、芸術面で高く評価されたそうです。
何も考えずにぼーっとしてみる。たまには、そんな事に一生懸命取り組んでみるのも、いいかもしれませんね。
(2023年11月7日放送「Oha!4」より)
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