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愛媛・松山市で土砂崩れが発生し、松山市は「緊急安全確保」を発令しました。
土砂崩れが起きた山の頂上には、松山城の天守があります。
12日午前11時半現在、天守付近では、2023年の大雨を受けて工事が行われていて、ブルーシートの辺りから斜面を削るように土砂が崩れている様子がわかります。
土砂崩れの原因は調査中です。
現場付近から、テレビ愛媛・鈴木瑠梨アナウンサーが中継でお伝えします。
土砂崩れの現場では、午前4時前に幅50メートル、高さ100メートルにわたり土砂崩れがあり、木造住宅が巻き込まれて3人が逃げ遅れたとみられています。
午前5時ごろに撮影された映像では、土砂が家や木を巻き込んで住宅街に流れ込んでいて、警察や消防の車両も近づくことができない様子が捉えられていました。
撮影した人は、現場そばのマンションに住んでいて、当時、「何かを引きずるような音がした」と話しました。
動画撮影者によると、マンションの後ろの山で土砂崩れが起こり、2、300メートルの範囲で崩れていたといいます。
マンションの後ろにある立体駐車場も崩れていて、車も流されているということです。
土砂崩れが起こった松山市の清水地区一帯には、最も警戒レベルが高い緊急安全確保が出されています。
土砂崩れのあった松山市ですが、13日は未明から断続的に雨が降り、14日朝までの予想雨量は60mmとなっています。
14日からは、まとまった雨雲が松山市内にかかる見込みです。
12日午前11時半現在も、松山市に土砂災害警戒情報が発表されています。
また現在、近畿から東海地方に活発な雨雲がかかっていて、警報級の大雨となる恐れがあります。
静岡・浜松市では、1時間に18mmと雨脚が強まっています。
13日朝までに予想される雨の量は、九州南部で120mm、近畿地方、関東甲信地方などで100mmとなっています。
引き続き、土砂災害など厳重な警戒が必要です。
FNNプライムオンライン
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