■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
北海道・美瑛町の人気観光地「青い池」。
そこで、まさかの行為が撮影されました。
遊泳禁止の池の真ん中にいたのは、20~30代の外国人とみられる男性。
クロールで泳いだり、ピースサインをしたりと、やりたい放題です。
楽しげなその頭上には、ドローンが飛んでいました。
町によると、このドローンも無許可だったといいます。
迷惑行為があったのは16日。
撮影した男性は、「写真も撮ってキレイねと言って、どこかでバシャン!!という音がありビックリした」「はじめは生き物がいるのかと思った。何かなと思い見たら、まさかの人だった」と話します。
泳いでいた男性は、10分ほどすると陸に上がり、ドローンを操縦していた人と話をしていたといいます。
撮影者は、「(周りの人たちは)『警察呼ぶべきだよね』とか、『あり得ない』と。どうしても人が写ってしまうのがあって、皆さん嫌悪感『嫌だよね』という感じ。普通入らないよねと。常識的には判断できるような場所」と話します。
そのコバルトブルーが、「ビエイブルー」とも呼ばれる青い池。
立ち枯れたカラマツが醸し出す幻想的な雰囲気を荒らす行為に、訪れていた日本人ばかりか、海外の観光客からも「こういう迷惑行為はしてはいけない。本人の健康にも悪そうだ。個人の不注意かもしれないが、全世界的に有名な観光地だし、事故が起きないよう事前に止めることが大事だと思う」などといった怒りの声が上がりました。
美瑛町を訪れる観光客は年間約238万人と、町の人口の何と250倍以上。
オーバーツーリズムによる渋滞やマナー違反などが問題となっていて、施設の維持や道を管理する費用などがかさんでいました。
今回の迷惑行為が起きたのは、対策として入場税が検討されている真っ最中。
町は対策の一環として、現場に特定の場所に入ると警告が流れ、役場に画像が送られてくるAIカメラを設置していました。
今回カメラが作動していないことから、検知しない場所から池に入ったのではないかとみています。
美瑛町商工観光交流課・成瀬弘記課長補佐は「場所によっては、足がつかないほど深い場所がある。エキノコックスなど病原菌がいる可能性もある。非常に危険な行為なので、絶対にやめていただきたい」と話しました。
FNNプライムオンライン
https://www.fnn.jp/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■